今回は音声信号のレベルをLEDの強弱で表現する光物アクセサリを作りました。
RGBのLEDを使用し、いくつかの色パターンを選択できます。
前作よりも配線数が格段に少なく、お手軽に作成できると思います。
LEDの光を増減させるためPWMを使用しています。
当方の手持ちのPICでは左右2ch分のPWM出力を持つチップがないため、苦肉の策でPIC12F683を2つ使いました。
ソフトウェアで2ch分のPWMを実装する方法を試してみましたが、やはりAD変換などと処理を同時に扱うとなると、ハードウェアPWMほどの性能を出すのは無理でした。
AD変換は8bitで行います。
ただし2.5Vの基準電圧ICを繋ぐI/Oピンが足りないため、ソフト的にAD変換値の0〜127までを有効とし、実質的に0〜2.5Vの測定としています。
LEDの点灯は、PWM信号でPNPトランジスタをスイッチングしてLEDに電源を供給します。
点灯させたいLEDのポートをLowにすることでLEDに電流が流れます。
LEDの電流制限抵抗は最大20mAまで流せる値で設定してください。
今回のRGB型LEDはアノードコモンを使用しています。
基本的にAD変換をしてPWMの設定を行っている程度です。
あまり工夫が無くてお恥ずかしいのですが・・・
ソースファイルとHexファイル
levelled.zip(4KB)
すると電源の投入時に、LED設定のテスト表示が行われます。
赤色→緑色→青色→黄色→水色→紫色→白色 の順で光ります。
音楽を流しながら、LEDの暗い位置から明るい位置までバランスよく変化するようにボリュームを調整してください。