フォトリフレクタがパーツ箱にありましたので、脈拍・心拍センサを作ってみようと思いました。
要するに在庫整理ですね(汗
脈拍を測るには様々な方法があるようです。
一番容易そうなのは、指先の毛細血管から血流量の変化を検知する方法です。
心臓から血液を送り出すと、毛細血管の血流量が増えます。
このとき、指に当てていたフォトリフレクタの反射率か変化しますので、脈拍を測ることができます。
フォトリフレクタの変化をオペアンプで増幅しています。
ただ増幅するだけでは2回路入りのオペアンプのうち1回路分がもったいないので、簡易的なコンパレータ回路も組んでみました。
単電源のオペアンプですからマイコンとのI/Fが容易かと思います。
回路図にあるLEDの点灯イメージは下図のようになります。
(2つ目のコンパレータで論理が反転するため、実際は表示が逆になります)
左のLEDは1つ目のオペアンプで増幅したままで、アナログ的な変化です。
右のLEDは2つ目のオペアンプで波形を整形し、2値のディジタル的な変化です。
完成まで苦労するかと思いましたが、意外とすんなりできて良好な反応が出ています。
結構ラフに指を当てても検出できましたので、まずまずの結果かと思います。
なにより、自分の体の変化がLEDに現われる様子は、ただ見ているだけでも楽しいです。