今は86キーを使っていて、十分小さいのですが。
でも、もう少し小さいキーボードが存在すれば欲しいです。
そんなこんなで時間が過ぎて、EZ-USBを使えば、マウスやキーボードなどのHIDデバイスが簡単に作れることがわかりました。
こりゃキーボードも作ってみるしかないということで製作を開始しました。
ハードオフで物色していると、いろいろありました。
とりあえず500円のポケットボードを2つ購入。
一つはコニーちゃんタイプで、もう一つはピュアでした。
分解したキーボード部分のアップ。
上のコニーちゃんは消しゴムキーで、下のピュアはそれなりの機構になっています。
ポケットボードの内部構造については、わくわくWANI LANDさんのここを参照してください。
ピュアのキーボードのフラットケーブル用コネクタを見ると、なぜか全ピンの内容がコネクタ外に引き出されています。
おかげで、コネクタの細いピンにはんだ付けする必要がなくなりました。
引き出されているピン内容は、こんな感じです。
1〜4番ピンの部分が少し変則的です。
ということで、3時間くらいかかって解析してみました(;´Д`)
ポケットボードピュアのキーマトリクス
ピン | 2 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 17 | 19 | 20 |
1 | SHIFT | ON | |||||||
3 | ↓ | → | ← | 変換 | N | ↑ | 実行 | ||
9 | / | > | < | M | \ | ] | |||
10 | + | L | K | J | H | * | 削除 | ||
11 | @ | P | O | I | U | [ | 後退 | ||
12 | = | 0 | 9 | 8 | 7 | ^ | ¥ | ||
13 | 2 | X | W | S | E | 半/全 | F1 | ||
14 | 3 | C | 4 | D | R | カナ/英 | F2 | ||
15 | F4 | V | 5 | F | T | R/ひら | F3 | ||
16 | F5 | B | 6 | G | Y | SPACE | F6 | ||
18 | 1 | Z | Q | A | 挿/上 | 戻る |
これらは製造ロットやポケットボードのタイプ(ピュア/コニーちゃん/パレットなど)で違ってくる可能性があります。
上記の解析内容は正しいことを保証しませんのでご了承ください。
ダイナミックスキャンでキーマトリクス上の状態を読んで、USBキーボードのキーコードに変換します。
その変換結果をEZ-USBに渡します。
EZ-USBは、PICから受けたキーコードをそのままホストに送るだけです。
繋いでみるとこんな感じ。
いろいろやりましたが、うまくいかず‥