2016/03/03 新規作成

法人向けのETC専用カード

はじめに

一般的な抵抗器は極性がありません。
よって基板へどちらの向きで実装しても回路の動作には関係ありません。

しかしながら実装の際に少し配慮をすることで、後々のメンテナンスが楽になります。


抵抗の実装

リード付きの抵抗は、本体にペイントされた色コードで抵抗値を判断します。
この順番が読みやすくなるように実装するとよいでしょう。

抵抗が縦向きの場合

例えば下図のように色コードの読み順(向き)がバラバラだと、回路を再確認するときに向きを考えながら読まなければなりません。

そこで下図のように上から色コードを読むように統一しておけば、常に上から読めばよいので確認が楽になります。

抵抗を基板に寝かせる場合

抵抗を寝かせて取り付けるときも同じで、向きがバラバラだと読む際にワンテンポ遅れます。

下図のように左から右、上から下のように統一するとよいでしょう。


最後に

これらは回路の動作に不具合があったときの再確認や、回路の定数を変更する際に役立つ小ネタです。

実装の作法はそれぞれの方によってこだわりがあると思いますので、上記のような方法もあるということでお読みいただければ幸いです。

基板をケースに入れてしまえば全く見えない場所ですが、実装の際にちょっとした工夫をすることで、作ったものに対してより一層愛着が湧くと思います。

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