最終更新日:2005/10/31

法人向けのETC専用カード


フィレナイフとは

おさかなを捌くためのナイフです。
細身で反っているので、捌くのが楽らしいです。

鋼材

ヤスリが大好物なので、当然ヤスリをチョイスw


グリップの部分は焼きが入っていないため、ヤスリなどで手加工が可能。

炭素鋼は錆びやすいので水場には不向きなものの、お手入れすればOKです。
ZDP189が余っていますが、細身のナイフを作るにはサイズが合わない‥

反りの加工

ひとまずハンマーで反りをつけます。

小型アンビルの横っ腹の凹みを利用。

こんなイメージ。

ここら辺で完了。

外形の削り出し

大雑把に金鋸で切り落として、あとは鑢で微調整。

こんな感じかな。

ブレードの削り出し

まず、先端に行くにしたがって薄くなるように加工します。
そのあとにベベルストップとブレード加工です。

それらしい形になってきた。

ヒルトの作成

アルミを選択しましたが、柔らかいので傷がつきやすいのが難点です。

いらなくなったヒートシンク。

まず細かくしてから、フィンを切り落として底面のみ取り出す。

ここまでやったものの、やはり柔らかすぎてダメでしたw。いちおう叩いて締めてみましたが‥
硬いもので擦るだけで削れてしまい、アルミ粉が出てきます‥

ということで真鍮に変更。

文鎮を切り出して穴あけ。

ハンドルの作成

ハンマー用の樫の柄を流用します。

小刀で荒削りして、貼り合わせ面は鉋で平面を出す。

丸い柄だったのでかなり削りました。素直にナイフメーキング用の板材を買えば良かったかも‥

熱処理

焼き入れはコンロで熱してから水で急冷。
焼き戻しはオーブンで20分程度。

家のものに「外で物騒なもの作るな」と言われたので 自作の炉 は着火できず orz

それはさておき、焼き反りが発生‥

組み立て

鋼材をはめる溝を、ハンドル材へ彫ります。
(写真撮り忘れ)

今回はボルトなどは使いません。コンシールドタングなのでボルトが無くても強度が得られるだろうと判断。(というか鈍すのが面倒なだけだったり)

鋼材、ハンドル材、ヒルトをスーパーXで貼り合わせ、それをクランプで強く挟んだまま1日くらい放置。

仕上げ

ハンドル材とヒルトに段差ができないよう、滑らかに仕上げます。

最後に砥いで完成!

全体 (クリックで拡大)

ハンドル側 (クリックで拡大)

ブレード (クリックで拡大)







すみません。お約束の○毛を忍ばせるの忘れました。   (源兵衛氏スマヌ

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